2012年1月24日火曜日

EC2インスタンスにJREを導入してみる

このブログ書くの久々だな・・・

今ちょうどEC2インスタンスをお遊びで使っていまして、今はせいぜいApacheサーバを動かして、静的なWebページを置いているだけですが、本格的にAPサーバ(Tomcat)とDB(MySQL?)を入れようかなと思いまして・・・

その第1弾として、Tomcatを動かすためにOracle(旧Sun)のJREをEC2インスタンスに入れてみました。その手順を記します。

ちなみに、マシンのスペックですが、

  • OS: Amazon Linux AMI
  • Instance Type: Micro(t1.micro)
    • CPU Units: Up to 2 ECUs
    • CPU Cores: 1 Core
    • Memory: 613MB

です。

1. インストールされているJavaの確認
EC2インスタンスにSSH接続し、rootユーザになります。インストールされているJavaを以下のようにコマンドを打って確認します。EC2インスタンス作ってから特にJava周りで設定いじっていなければ、デフォルトとしてOpenJDKが使えるようになっていると思います。そうでない場合は既にOracleのJREが入っているか、何も入っていないかのどちらか(のはず)です。

OpenJDKだったので、OralceのJava(JRE)を入れましょうw

2. OracleのJavaインストーラ入手
ブラウザで、http://java.com/ja/download/manual.jsp にアクセスし、Linux版インストーラ(RPM)のURLをコピーしておきます。おそらく、「Linux x64 RPM」を右クリックして「リンクアドレスをコピー」をクリックすればコピーできると思います。それをターミナルの画面に貼り付けてwgetします。

wgetしたファイルの名前が長すぎるので一応リネームしておきます(jre-6u30-linux-rpm.binに変えます)。


3. インストール実行
jre-6u30-linux-rpm.binに実行権限を付与した上でインストールを実行します。


問題なければ最後に「Done」の文字が現れ、/usr/javaというディレクトリが出来ていると思います。


4. パス設定
いつでもどこでもjavaコマンドが実行できるように、Javaのインストールディレクトリへのパスを設定しておきます。/etc/profileをvi等で開き、下記を追加します。

export JAVA_HOME=/usr/java/latest
export JRE_HOME=$JAVA_HOME
export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
export CLASSPATH=./$JAVA_HOME/lib:$JAVA_HOME/lib/tools.jar

最後に以下を実行してパス読み込み完了です。

# source /etc/profile

今までrootユーザで実行してきましたが、他のユーザでもOracleのJavaが利用できるようになりました。試しに普段使うユーザーで以下を実行してみてください。

$ java -version


以上です。次はTomcatを入れるぞい。


参考URL:
https://www.ibm.com/developerworks/mydeveloperworks/blogs/pgmrk/tags/jre?lang=en

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