前回のEC2インスタンスにJREを導入してみるに続き、第2弾として、APサーバであるTomcatを入れてみようと思います。
マシンのスペックは前回のを参照してください。
今回入れるTomcatのバージョンは、7.0.29 (2012年1月25日時点の最新版)です
# Tomcat7使ったこと無いけど・・・
1. Tomcat本体ダウンロード
http://tomcat.apache.org/download-70.cgiにアクセスし、tar.gz版TomcatのURLをコピーします。tar.gzのところを右クリックして「リンクアドレスをコピー」をクリックすればコピーできると思います。ブラウザによって、右クリックメニューが異なるので注意してください(僕は普段はChromeを使っています)
EC2インスタンスにSSH接続し、rootユーザになります。その後、コピーしたURLをターミナルの画面に貼り付けてwgetします。ちなみに、ディレクトリは/usr/localでいいです。なんで/usr/tmpにcdしてwgetしたんだろ・・・
2. apache-tomcat-7.0.25.tar.gz解凍
ダウンロードしたapache-tomcat-7.0.25.tar.gzを/usr/tmp上で解凍します。
3. シンボリックリンク設定
Tomcat本体に/usr/local/tomcatでアクセスできるようにシンボリックリンクを貼ります。
4. Tomcat起動
/usr/local/tomcat/binに移動し、catalina.shをオプションstartで起動します。本来は起動する前に設定変更が必要ですが、とりあえず保留。
実行すると、数行のメッセージが出た後にプロンプトが返ってきます。すぐに立ち上がったようです。tomcatのプロセスが立ち上がっていればOKです。
そして、ブラウザでTomcatの管理コンソールにアクセス・・・おっと、8080ポートを開けないとダメですね。
5. 8080ポート開放
AWS Management Consoleで8080ポートを開放します。
※注意:あくまで一時的に8080ポートを開けます。セキュリティの観点からするとTomcatの管理コンソールにアクセスできてしまうのはよくないからです。
AWS Management Consoleにアクセスし、以下の手順で設定します(画像キャプチャ参照)
①「Amazon EC2」をクリック
②「Security Groups」をクリック
③インスタンス起動時に実行されるSecurity Groupを一覧から選択する。特に何も設定等をしていなければ、「quick-start-1」でよいはず。実際にインスタンスが何のSecurity Groupで実行されているかは、左ペインのInstancesをクリックし、起動しているインスタンスの「Security Group」カラムを見ればよい
④「Inboud」タブをクリック
⑤ドロップボックスの中から「Custom TCP rule」を選択
⑥「Port range」欄に8080を入力
⑦「Add Rule」をクリック。その後、ボタンの下に「Your changes have not been applied yet.」というメッセージが現れる。
⑧「Apply Rule Changes」をクリック
⑧まで行くと、以下のように許可ポート一覧に8080のポートが追加された状態になります。
6. Tomcat管理コンソールにアクセス
ブラウザで、「http://ホスト名:8080/」 でアクセスしてみます。管理コンソールのページが表示されればTomcatが正常に起動していると言えます。
今日はここまで。
参考URL:
https://www.ibm.com/developerworks/mydeveloperworks/blogs/pgmrk/tags/jre?lang=en
https://www.ibm.com/developerworks/mydeveloperworks/blogs/pgmrk/entry/amazon_web_services__e3_81_ae_e7_84_a1_e6_96_99_e3_83_86_e3_82_a3_e3_82_a2_e3_82_92_e4_bd_bf_e3_81_862?lang=ja
2012年1月25日水曜日
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