前回から引き続き、AWS関連のネタです。前々回のEclipseに「AWS Toolkit for Eclipse」を入れてみる、前回のAWSのElastic Beanstalkを使ってみると続いて、AWS RDSもしくはAWS SimpleDBを使おうと思いましたが、一旦EC2インスタンス1個だけでもやっていけないかなと思って一旦保留。(そーいう意味では、MySQLと連携するアプリを作れば、第2弾のEC2インスタンスにTomcatを導入してみるでインストールしたTomcatが活きてくるwww)
ということで、今回はEC2インスタンス(Amazon Linux)にMySQLをインストール手順を説明します。基本的にはその他のLinuxと変わらないです。
1. インストール先のEC2インスタンスにSSH接続し、rootユーザになる。
2. MySQLインストール
yumでインストールします。下図はいろいろインストールするものを指定していますが、mysql-serverのみでおkです。(後で気づいたのですが、他は指定しても「利用可能なmysql-clientとmysql-sharedがありません」と出たので。。。)
コマンド打つと、下図のようにいろいろメッセージが出てきます。
いくつかメッセージが出て、1回だけYes/No聞かれたので、Yesと答えて・・・という感じでインストールが行われて最後に「Complete!」が表示されればおkです。コンソール見てると、ファイル名に"amzn"と入っているファイルがいくつか表示されているのでAmazon Linux用のMySQLが用意されているんですね。
3. MySQL設定
インストールしただけではまだ動いていないです。動かす前にMySQLの設定をします。デフォルトの設定ファイルは/etc/my.cnfです。これとは別に環境ごとの設定?がされているファイルが/usr/share/mysql以下にあります。
いくつかcnfファイルがありますが、それぞれの意味はAmazon EC2 (Amazon Linux) での MySQL インストールと設定に書いてあります。今回はmicroインスタンスなので、my-small.cnfを使うことにします。/etc/my.cnfをバックアップしておいて、my-small.cnfを/etc以下に(my.cnfにリネームした上で)置いておきます。
4. MySQL起動
それでは起動します。
下図のようにOKがでればいいです。
5. chkconfig設定
OSが再起動したら自動でMySQLも起動するようにしておきます。
6. MySQLのrootユーザのパスワード設定
MySQLの管理操作ができるユーザのパスワードを設定しておきます。2つのシングルクォートの間に任意のパスワードを入れて登録します。
7. 匿名ユーザとパスワード無しユーザ削除
不正なアクセスを防ぐため、匿名ユーザとパスワード無しユーザを削除します。まずは、rootユーザでMySQLにログインします。下図の*****部分は、6.で設定したパスワードを入れます。
ログインしたら、下図のように打ち込んでユーザをdeleteします。
quit; と打ち込んで終了です。
とりあえず、ここまでくればMySQLを使える状態になりました。
今回はここまでです。
参考サイト:
道はなくても進むのだ。 / Amazon EC2 (Amazon Linux) での MySQL インストールと設定
ken’s room ~技術探求のメモ~ / ■[AWS]Amazon EC2 にてAmazon Linux AMIにMySQLを入れる
Carpe Diem / MySQL の公式 RPM を使おう
2012年2月5日日曜日
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